〜神楽2679〜

すめらぎいやさか

27こぶラクダ!!【ネタバレあり】

【WARNING!! ネタバレあり!!】

 

好きなバンドがいる。

大好きな曲がある。

今どうしても聴きたい曲がある。

 

そんな時に、そんな歌を、ライブという場で目にすることができたら、それは奇跡のような瞬間で、日常なんて、理屈なんてちっぽけなものはどーでもよくなるんだ。

 

それがライブだと思う。

 

今日、この日に、僕はその奇跡を目撃した。

 

最新アルバム『27』を引っさげての怒涛の全国ツアーを駆け抜けたSUPER BEAVERは、今日ZEPP DIVER CITYにて、ツアーファイナルを迎えた。

 

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恥かしながらSUPER BEAVERを知ったのは『27』がリリースされる直前だったけど、個人的にはこの2016年という年はSUPER BEAVERとともに駆け抜けてきたと僕は思っている。

 

それくらい彼らは特別な存在になったし、今の僕がいるのは彼らのおかげといっても過言ではない。

 

そんなこんなで挑んだツアーファイナル。蓋を開けてみれば、最初から最後まで彼らは全力だった。

 

「行けるか、ZEPPー!!!???」

 

ぶーやんの煽りに負けじと応えるオーディエンス。

 

髪を振り乱してギターをかきむしる柳、暴れんばかりの低音を響かせるリーダー、ツアーを通していっそう老け込んだひろぽん(笑)もとい、ヒロもここぞとばかりにドラムを響かせる。

 

俺たちがSUPER BEAVERだっ!!と言わんばかりの圧倒的なライブパフォーマンスが炸裂しまくる。

 

かっけぇなぁ、おい!!

 

それだけでも十分すぎた。最高だった。

 

暗転した中、柳の印象的なギターをバックにぶーやんが歌い始める。

 

未来は結末は誰にも分からない

それでも全てを運命と言いたくはない

 

「運命」が始まった瞬間、涙が止まらなくなった。

 

苦しみ、悲しさ、孤独、言葉にならない日頃の想いの全てがそこに、音楽としてあった。

 

すっかりあたたまったフロアを見渡して、

 

「あなたのその1秒を預かりまして、歓びの明日に変えさせてもらってもいいですか!!??」

 

立て続けにぶーやんが煽ると自然と拳を天高く突き上げていた。

 

歓びの明日に

ねぇ、僕らは絶えず歌う

悲しいとか声に出して

 

聴きたいけど、きっとやらないと思っていた曲。突き刺さる。グサグサと。

 

感動、高揚、アドレナリン、涙で霞むステージ。

 

これぞ、ロックバンドのライブ!!

楽しい!!楽しすぎる!!

 

気づけば2時間半たっぷりと彼らの音楽を堪能していた。

 

途中、レーベルメイトのsumikaの小川さんがゲスト参加したり、ニューシングルの発表、披露、そして来年の日比谷野外大音楽堂でのワンマン決定など、お腹いっぱいなツアーファイナル!!

 

最高だった!!もう死んでも悔いはない!!

素敵な景色をありがとう。

 

「明日からまた、あなたにとっての日常が始まる。色々溜め込んで、また一箇所に集まろう!!」

 

うん、また会いに来る!!絶対に!!

 

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